そっと手を触れただけで
いままで作り上げた
全てを無に返すことができる
ハカない
モロい
でも壊せない
最後の一撃を振り下ろせない
とても強くて
とても弱い
その一振りで
全てを終わらせることができるのに?
一瞬の気の迷いから
全ての動きが止まる
決して勝つことのできなかった勝負
そして今回もまた負けてしまった
決して勝てない
自分との闘い
傷ついた脚を引きずって
旅に出た
還る場所は
今も静かにその時を待っていた
何かを信じていた
毎日 毎晩 静かに輝く北極星の方角に
届くはずのない祈りを
腕はもう動かない
それでも北を目指して
目指す場所に何があるか分からない
それでも何かを信じていた
祈りが届くのを祈っていた
光を失った
失うことに恐れはなかった
そんな強がりはもう続かない
絶望に変わった祈りを
最後にもう一度だけ
暗闇の世界に向かって
逃げる場所はどこにも無く
叫んでも喚いても
還らざる場所 永遠に 消えて
走馬燈 廻り続ける
Northerly wind blows.
Alone in the dark.
No one reminds it.
It's time to close my eyes.
見たくないものを
必死で視界の外に追い出して
目の前に広がった無の世界に
絶望する夢を見た
絶望から逃げた世界には
不安と憎しみの固まりで
取り出したナイフの
銀色に光るその矛先に
希望が見えるのか
砕け散ったガラスのコップ
その破片に映る風景に
どんな色が見えますか
そこには
見たくなかった世界が
広がっているような気がした。
歩けない道の 静かな水たまりに
太陽はうつらない
静かに消えた 街の明かり
色あせた壁に ひびが入る
世界は回る いつも同じ時を刻んで
言い放ったさよならに
いまさら後悔したくない
絵を描いた
大きな虹が空に架かる
そこには平和があった
今というその瞬間が生きていた
時の流れを変えたかった
それは許されなかった
時空はどこまでも平行に流れた
絵を破り捨てた
もうそこに虹はない
そこに平和は訪れるだろうか
明日もその瞬間は来るだろうか
静かに力強く
時の狭間に立ちつくす
それでも無情に流れていく
薄暗い世界
何も聞こえない
足音だけが鳴り響く
足跡だけ残して
果てのない
風が吹かない
雨も降らない
そんな場所で
いつまでさまよう
どこまで歩き続ける
そんなに強くない
自分が一番知ってること
強くなりたい
光を求めて
またさまよう
足音だけがむなしく響く
後ろは振り返りたくない
振り返ったら戻りたくなる
だから前だけ見て
孤独な世界を
一つずつ足跡つけていく
風が吹かない
雨も降らない
ここでは
何も信じなくてもいい
信じるべきものが何もない
強くなりたい
光を求めて
旅は終わらない
Is this what I was wainting for?
Is this where I was heading for?
光の見えない 闇の中
一枚の地図を頼って
進み続けた
いくつもの分かれ道で
悩んで 選んだこの道が
もう戻れない
たまには
歩くのをやめてみたい
道ばたに座って
空でも見上げてみたい
星のない夜空を
恨めしく思った
自分を信じることを
こんなに怖がったことは無かった
あてにならない地図
破り捨てよう
信じるのは自分
誰も信じないから
自分は信じたい
また始まった
繰り返された悲劇の序章
どこへ向かう 魂のかけら
明日もきっとここから旅立つ
繰り返された悲劇
この狭い戦場
逃げ場のない
心の居場所なんてない
乾燥しきったこの場所で
昨日の後悔 もう忘れた
魂の抜け殻は今日も飛び立つ
暗黒の空へ
光る稲妻 響く雷鳴
視界に入る死の大地
繰り返された悲劇
最終章はまだ誰も知らない